無駄な子種

遅ればせながらメロディー8月号掲載のよしながふみ『大奥』をよんだ。よしながが時代劇ものなんて珍しい!と思ったけど、昔ボーイズの読みきりで江戸の鍵師の話書いてたや。班内にまだ読んでないよしながファンがいる(同人誌を買うほどのファン、Nブオ。商業作品も好きだと信じたい。)ので、詳しいストーリーには触れないが、大変にろまんちっくであったことだよ『子種』『種馬』『種付け』などが随所に出てきて。決してうままんがではありません。1ページ目からいつもより背景の描き込みが多く、ペンタッチもいつもより太い。96年あたりの太さかな?と思った。コマ運び、構成もいつもとちがうなー、でもこれもいいなあーと、多彩な筆を持つよしながに、またしてもしてやられたって感じです。続きは10月発売分ですか...。遠い、気がするけどきっと10月なんかすぐ!...だよね?『愛がなくても食ってゆけます』もはやく単行本になってほしいですね。エロティクスなんか買いたくないし。


そういえばこないだ新宿ルミネの青山ブックセンターはどうなっているのか気になって見に行ったら、ブックファーストになってました。棚・ラインナップは大して変わらず、看板が変わっただけに見えた。しほんしゅぎよーしゃないねー。そこではなぞの太田出版フェアが地味に開催されていた。まあ、欲しいのは大抵持ってたんで何にも買ってこなかったんですが。そんかわし小説『バイブを買いに』を買って帰ってきた。もちろんカバーは丁重にことわり、電車ん中で読んで帰ったさ。